フライド・グリーン・トマト / ファニー・フラッグ

　：ネタバレ：

　ラストが映画と逆！　まさかニニーが死んでしまうとは。　それでいて、漂う余韻は映画も小説もあまり変わらない印象でした。「どこかできっと生きている」イジーを想ってニニーとエヴリンがふんわり微笑む映画に対し、墓地で泣くエヴリンと白髪にツナギの姿で兄とコーラを売っているイジーの確固たる存在感の違いはあっても。

　他にも細かい点で映画とはずいぶん違いました。　バディの死の場面、ルースの死の時期、ベネット殺害に関わること、etc...　それでも、やはり印象は同じです。映画の方が（当然ながら？）個々の出来事を劇的に扱っており、小説が新聞記事を織り交ぜて淡々と語られる違いはあっても。

　流れ的には映画がおもしろかったと思います。　しかし、小説もまた捨て難い味がありました。　主要登場人物以外の家族や街の人の様子がそこかしこにちりばめられ、時代の雰囲気が立ち上がってくるようでした。　イジーとルース、エヴリンとニニーの物語でありながら、ちょっとした大河ドラマの趣です。　古き良きアメリカ。　差別の国アメリカ。　

　一つ映画と決定的に違ったのは「トゥワンダー！」
映画ではエヴリンの目覚めの象徴であると感じていたのに、小説では歪みつつある心に巣くうものでした。　映画のほうがちょっと爽快。　かなりやりすぎだけど！

　原作も映画も大好きといえるのは、ちょっとめずらしいと思ったのでした。

痛いほどキク

　夜、寒いので入浴剤を作ってみました。

　夕食の材料に使ったしょうがの皮と、とうがらし２本を適当にちぎってダシを取るための袋に入れました。湯気と一緒にしょうがのさわやかな香り。とうがらしは・・・・効いてるのかな？
　
　効果が出やすいように、お湯の中で小さくちぎってみました。ちぎって、ちぎって、ちぎって、もみもみもみもみ。

　あ、指先がホカホカしてきた！　いい感じ！　もみもみ！　お、じんじんしてきた！　あれ？い、痛い。ずきずきしてきた。　ずっきん、ずっきん、指が破裂しそう！　ああ！血管が脈打っている！　指の血管が！　いつもの倍以上くっきり網目まで見えちゃう！　い～た～いいい～誰か助けて～　水だ水だみずだぁぁぁ

　２時間近くたちますが、まだ両手の人差し指がずきずきします。

　とうがらしがキクことは、よ～くわかりました。　明日はちぎらず使ってみます。。。

　昔の人はしもやけ防止に靴の中にいれたそうですが、うん、ナルホドの体験でした。

転んだ

　そういえば、昨日図書館へ行く途中、転んだのでした。ちょっと車の多い道を渡るために自転車を止めたら、普段は体重をかけない右足側に自転車が傾き、そちらが道の端で低くなっていたために足がつかなかったのです。一旦停止した自転車が、ごろりと転がる。発作か何かで倒れたとでも思ったか（そりゃ、停止した人間が横転したわけで）、周りの人がよってたかって助けてくれました。ありがとー！でも、恥ずかしかったので、意味不明のゼスチャーなんぞでごまかしながら、そそくさと立ち去ったものの、今日になって体が痛い！ジーンズだったので、膝に小さな擦り傷ができただけだったはずが、ほぼ全身に鈍痛が。筋肉痛に似ているような。

　運動不足の体が、地面にたたきつけられて今頃悲鳴を上げているのかと思うと哀れです。

　それにしても。助けてくれたのは女性と一緒の男性ばかり３人でした。老夫婦２組と若いカップル。そういえば、誰かと一緒にいるほうが人に親切にしやすいような気がします。あ、いや、けんかも連れがいたほうがやりやすいかも？

食欲をそそる？３冊

フライド・グリーン・トマト　/　ファニー・フラッグ　（二見書房）
玉ねぎコロリン　/　海老名香葉子　（共同通信社）
花の下にて春死なむ　/　北森鴻　（講談社）

　数年ぶりに映画「フライド・グリーン・トマト」を見たら、原作が読みたくなって。

　「花の下にて～」は、３作目の「蛍坂」を読んでシリーズ物と知ったので。作中の「香菜里屋」があるという三軒茶屋は昔住んだ街の近く。小さな店が集まった暖かげなあの街なら、きっと本当に香菜里屋があるに違いないと思える。それにしても、出てくる料理がおいしそうで！

どきどき

　８年ほどネットを見てきましたが、ホントに見るだけの人でした。大手プロバイダの掲示板に数回書き込みをしただけ。返信してくれた人にお礼を書くのが精一杯で逃げ出したっけ。ブログなんて、できるのかな？うう、心配。

　　人様に呼んでいただける記事など、まず書けません。単なる備忘録になる恐れが大です。それさえ続くかわかりません。

　が！　うだうだ言わずに、やってみよう！

。。。にしても、仕組みがよくわからん。。。