ミッキーマウスの憂鬱 / 松岡圭祐 | ぶちぶち日記

ミッキーマウスの憂鬱 / 松岡圭祐

この作家がこういう雰囲気のものを書くとは思いませんでした。 意外。


もっともっと、今よりずぅっと若い時に読んだら、文句なしに楽しめたんじゃなかろうか。。。 若さゆえの愚かさと真っ直ぐさが痛いような小説でした。 ま、主人公はたった3日間でずいぶん成長したようです。 その単純さがちょっと安易にも思えてしまいました。 


友人の夫君が、ディズニーランドの正社員です。 ゆっくり話す機会があったら、ぜひこの本の感想を聞いて見たいものです。 かの夢の国の舞台裏についてたくさん書かれていますが、こと正社員のヒドさは創作もしくは誇張だと思います。 だよね?


頻繁にでてくる「クラブ33」、実は行ったことがあります。 叔父の会社がどうのこうので手配がきき、祖父の米寿のお祝いの集まりがそこで行われました。 きれいでかわいい場所だったけれど、普通見られないというだけで、特別スバラシイ内装というわけではなかったような記憶が。 もう15年くらい前のことで、良く覚えていないのが残念です。 もっと良く見ておけばよかったかも。