夕方のスーパーで。 | ぶちぶち日記

夕方のスーパーで。

一人でとことこと歩いている幼児を発見しました。 親らしき姿がありません。 見ているとくるりと振り返ってハタと気付いたように周囲を見ています。 くりくりした、黒目がちの瞳をひたと私に向け、「ママ?」とつぶやきました。 「ママ?」


でた、迷子。 サービスカウンターへ連れて行こう。。。 「おいで、ママ探そうね」と手を差し出すと、小さな手が私の親指をキュッと握りました。 少し冷たい手。 触れている面積はとても小さいのに、そのぷっくりした触感と、つるりとした滑らかさに驚いてしまいました。 子供の手って、気持ちいい。。。♪


子供の頃、子供のいない叔母たちが、ほっぺたや手をすりすりすりすりしてくれた訳が解ったような気がします。 この手、離したくないなぁ。


じきにお母さんが見つかりました。 離れていく手。 ざんねん~。 もし、身近に子供がいたら、しょっちゅうなでたりつついたりして遊んじゃいそう。 けれどもし私が男性だったら、確実に変質者だと思われちゃうだろうな。 うん、女でよかった。