チャーリーとチョコレート工場 [映画] | ぶちぶち日記

チャーリーとチョコレート工場 [映画]

欲張りな子や、わがままな子は痛い目にあいますよー。 良い子には、良いことがありますよー。 笑いながらも恐怖を覚える、とても教訓的なお話。。。と思いきや、随所に光る教訓的じゃないエピソード。 え、ゴールデンチケットは、そうやって手に入るのかぁ! 


しかし、細かい点の是非を問うより、やはりこの映画はまず素直に楽しんだ者が勝ち! キレキレにキレている天才ジョニー・デップ演じる天才ウィリー・ウォンカ氏の、目つき手つきシワつきに目を奪われ、流れ落ちるチョコレートの滝に息を呑み、ウンパ・ルンパ族の歌と踊りに思わずノセられる。。。 2時間が1時間に感じる至福の時でした。


ところで、お茶目なジョニデの表情を見ていて、なんとなくデジャブを感じていたのですが、今解りました! 「アメリ」でオドレイ・トトゥがいたずらをした後にみせる笑みに通じるものがあるような。 いじわるな八百屋を成敗する、大人になりきれないアメリと、気に入らない子供をどんどん追い払っていく実は結構コドモなウォンカ氏。 似ていませんか?


ロアルド・ダールは「あなたに似た人」しかよんでいなかったのですが、原作を読んでみたくなりました。 子供向けの本なので、そのうち原書にも挑戦してみたいな。